高齢者に優しい街知りたくないですか?
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心地よく暮らせる街
穏やかに心地よく年を重ねるにあたって住む環境も気になりますね。気温の暖かい場所に住みたい、医療施設や社会福祉が充実した場所に住みたい、バリアフリーの設備が整った環境に住みたい、他者との繋がりのある街に住みたいなどのご希望は、その人その人によって異なりますが、今回はシニア世帯にとって心地よく暮らせる優しい街、高齢者に人気の街についてお届けさせて頂きたく思います。
高齢者にとって人気の街とその理由
さて、2016年度の日本経済新聞による『シニアに優しい街総合ランキング』によるところ、下記のような結果がわかりました。
第5位 石川県 能美市
能美市は石川県の中でも金沢と加賀の間に位置し、どちらへ行くにもアクセス抜群の環境にあります。2015年度の東京経済新報社による『住みよさランキング2015』で第3位を獲得し、土地や物価の安さや福祉の充実度から住みやすいだけではなく住み続けたい街として人気です。
第4位 東京都 荒川区
東京の下町、荒川区も65歳以上の世帯が右肩上がりの土地です。その理由に荒川区では高齢者相談窓口を設け、一人暮らし世帯が相談を出来る窓口があることや、高齢者の権利を守り、暮らしやすくする対策が充実しており、高齢者みまもりステーションが設けられています。
第3位 東京都 新宿区
東京都・新宿区も煌びやかな都心でありながらも高齢者福祉支援課を設け、在宅生活の支援、各種相談などのサービスに力を入れている地域として近年人気です。古希、喜寿、米寿などのことぶき祝金制度や1回3000円の高齢者マッサージサービス、100歳以上の高齢者を区長が訪問して祝金を贈呈するサービスなど長生きしたくなるような政策が練られています。
第2位 栃木県 小山市
栃木県小山市は宇都宮に次ぐ二番目に大きな都市であるだけでなく、「社会参加偏差値」では全国で1位を獲得しています。その理由としてシニアの就労、ボランティア参加、文化活動のようなボランティアに力を入れており、老人クラブやサークル活動などの地域活動や地元の小中学生との交流を含めてコミュニケーションの場が充実しているところが特徴です。
第1位 東京都 板橋区
堂々の一位に輝いた東京都・板橋区は「高齢者・シニア世代生活ガイドブック」という高齢者・シニア世代向けのガイドブックを発行したり、地域包括ケアシステムの実施や医師、薬剤師、老人クラブ、介護保健サービス事業者、NPOボランティアなどによる12のメンバーにより構成された地区ネットワーク会議での高齢者支援課題の議論、高齢者向け講座や娯楽、検診、あんしん見守りから囲碁や将棋が楽しめるコミュニケーションの場の「ふれあい館」など高齢者に優しく、充実を提供している現場をたくさん保持しています。
上記にご紹介した地域は全国の人気施設の上位5位のほんの一部ですが、今、日本国内では全国の地方自治体が住みやすさを考慮し、老若男女が協力しあい、お互いを思いやりながら生きることの出来る場所を多数提供しています。今や地方暮らしも都会暮らしも老人だけのものではなく、若者も地方に積極的に住み、シニアや老後になってから憧れていた都会へと移り住むケースも増えています。
まとめ
シニアに住みやすく、やさしい街の条件としてあげられているのが、
1.利便性や買い物のしやすさ、医療施設
2.介護施設などの福祉サービスの充実
3.不動産や物価など生活にかかる費用に関する心配がないこと
4.治安が良く、自然が豊か
5.コミュニケーションが取れ、何かあった時に相談に乗ってもらえる相手がいる
などが上位に挙げられます。
高齢化社会になるにつれ、不安を煽るニュースも多い昨今ですが、どのような土地に住むか、どのような人々と関わるか、自分の選択肢によって見える世界や生き方はいかようにも変えることが出来るのが令和のシニアのライフスタイル。
心機一転、明るく前向きで楽しいセカンドライフを試みてみてはいかがでしょうか?